【速報】HEP公演開催決定

2019.11.01

2020年5月、HEP HALL での公演を開催させていただくことになりました。

以下、代表島原からの決意コメントです。



借りる劇場の大きさで劇団のレベルが決まる、なんてそんな古風なすごろくゲームみたいなこと、私は一切思っちゃいませんが、私の中で「HEP HALL」での上演は、幼い時から漠然とした憧れでありました。
高校生の頃の私はそこそこやんちゃで、そんな自分が「演劇をやっている」ということは「超ダセェ」ことで、時には恥ずかしく思ったことがありました。おそらく周りの友人達はそんなこと微塵も思ってはいなかったと思うのですが、とにかく私が勝手に気にしていたのです。
だから、劇団といえば「宝塚」か「四季」しか思いつかないような友人たちに、「自分の公演を観に来てほしい」とは、当時なかなか言えませんでした。
「母が演劇部の強豪校の顧問」という小劇場演劇から逃れられない星の元に生まれた私にとって、「演劇は好きとか嫌いではなく、もはや自分の生活の一部であるが、あまり口外したくない」という超ティーンで浅はかで複雑な思いに陥っていたように思います。
そんな当時目にしたHEP HALLの公演の看板。女子高生の聖地=HEPで小劇場演劇が上演されていることに衝撃を受け、「こういうところで自分も公演出来たら、みんなにかっこいいって思ってもらえるかな」なんて、やはり浅はかな気持ちで、漠然とした憧れを抱き始めたのはその頃です。
それから大学生になって、そんなフワフワした時期も卒業し、がむしゃらに演劇をやろうと思っていた矢先の10年前、劇団が活動休止になりました。私は一時期演劇から離れ、しかし離れきれずに4年前、ほぼ新メンバーで再復活を遂げました。
当時、劇団員と5年先までの夢を語りました。「スペドラで優秀劇団になる」「break a legに選ばれてアイホールで公演をする」、そして「HEP HALLで公演する」。
一度口に出した夢は、劇団の座長として叶えないわけにいかないと思い、これまでひたすら前を向いて参りました。続ける中で、例え激しく転んだとしても、誰かに恨まれたとしても、もしも劇団員がついてこれなくなって私一人になってしまったとしても、絶対に歩みを止めてはならない。それが私なりの、責任の取り方であるように感じてきました。
これまでの4年間で新しいメンバーも増えました。そして最後の目標を叶える5年目の時に、私が一人でないこと、劇団員とこの時を迎えられたことに、喜びを感じております。
休団前が第一章だとしたら、この5年は第二章でした。そして第二章の終わりと第三章の始まりの公演として、これまで支えてくださった皆様への感謝の気持ちと、並々ならぬ覚悟で華々しく公演を打っていきたいと思っています。

無名劇団代表 島原夏海

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